Translate

2016年6月8日水曜日

【excel】【javascript】roundupとMath.ceil

excelの動作をhtmlに移植する仕事の最中。
切り上げるってことは、Math.ceilでいいんじゃない?と思っていたが、時々挙動が合わない。
調べてみると、roundup関数は「切り上げ」ではなく、「0から遠い最小の整数にする」だった。

//roundup
1.2 → 2
-1.2 → -2

したがって、javascriptで再現しようとすると、
値が正の数か負の数で、条件わけをしなければならなかった。うーん。

2016年6月5日日曜日

【TED】サンドリン・チュレ:新しい脳細胞を増やす方法・・・の感想

https://www.ted.com/talks/sandrine_thuret_you_can_grow_new_brain_cells_here_s_how?language=ja
Japanese translation by Hiroe Humphreys, reviewed by Masaki Yanagishita.
脳細胞は生まれた時に全て出来上がっていて、一生増えることはない・・・
なんてことを、聞いたことがあります。今でも信じている人は、結構いるのではないでしょうか。
この話のスタートは、それを当たり前のことのように否定し、どんな方法で増やすのかという点に重きを置いています。
増えるのか?増えないのか?ではなく、増える方法がテーマです。

では、肝心の脳細胞をより多く増やす方法はといえば、まったく意外なことはなく、
ストレスをためないこと、運動、サーモンなどの魚に含まれる油、適度な(アメリカ人の適度は少しわかりませんが)カロリー制限、定期的な絶食、性行為、睡眠、ポリフェノール・・・。
つまり、規則正しく生活し、運動をし、食べすぎず・・・といった、当たり前の方法でした。

健康に気を使っている人なら嬉しい研究報告でしょうし、そうでない人はもっと画期的な方法を求めていたでしょう。
ただ、頭脳だけ健康で体が不健康でも、いいことないと思うので、体にいいことは頭脳にもいいことだ。
これはお得!と考えておいたほうがよさそうです。

スピーチは淡々と行われます。人前に出るのは苦手な人なのでしょうか。TEDらしくない話しぶりが、逆に印象的でした。

勉強になったこと:脳細胞は年をとっても増える

2016年6月1日水曜日

【mac】【extendscripttoolkit】macのフォルダ名に半角スラッシュが使える?

ADOBEのextendscripttoolkitを使って、社内向けに簡単なリネームスクリプトやファイルの仕分けスクリプトを書くことがある。
今回の依頼は、複数あるフォルダ名にある文字と数値が振ってあるので、それを集計して欲しいという内容だった。
(例)/hoge03/huga05/
それらを種類ごとに集計し、csvに書き出すという内容で、そこまで難しくなかったのだが、苦戦したのがフォルダの名前だった。
この件では、欲しい情報半角スラッシュで区切られている。
フォルダ名を文字列で取得し、

foldername.split("/");

で区切ろうとしても、うまく行かない。
よく考えたら、フォルダ名に半角スラッシュってどうなの?下の階層と勘違いされないの?と、疑問だらけだったが、
試しにalert(foldername)とすると、
/hoge03/huga05/ → :hoge03:huga05:
と表示される。つまり、見た目はスラッシュだけど、本当は半角コロンってこと?
試しに
foldername.split(":");
とすると、実際うまくいった。納得いかないが、これがmacの仕様のようだ。

※ちなみに、半角スラッシュをやめてアンダーバーにしろという意見は却下された。

2016年5月29日日曜日

【TED】ダン・グロス: 銃による暴力を「普通のこと」とすべきではない理由・・・の感想

https://www.ted.com/talks/dan_gross_why_gun_violence_can_t_be_our_new_normal?language=ja
Japanese translation by Mieko Yabiku, reviewed by Shoko Takaki.
日本でもアメリカの銃乱射事件は報道されるけど、おそらく本国・アメリカでは何か月も特番が組まれたりするのだろう。
○○事件では・・・、△△事件では・・・という事件名が出されて、ピンとくるのがアメリカ人と銃、そしてその事件への距離なのか。
さりげない違和感が興味深い。
アメリカで銃社会を批判すると、全米ライフル協会から圧力が・・・みたいな話をどこかで聞いた気がするけど、
TEDで堂々とトークをする姿が格好いいです。
広告会社に勤めていたというだけあって、話がうまく説得力がある。
特に、ブレイディ法に90パーセント以上のアメリカ人が賛成というのには、驚かされた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%A3%E6%B3%95

前科者や精神疾患のある人に銃を売らなくするのは、超えられる気がするけど、
家庭内の銃を回収するのがより大きなハードルなんですよね。

勉強になったこと:プレイディ法

【TED】ティム・アーバン: 先延ばし魔の頭の中はどうなっているか・・・の感想

https://www.ted.com/talks/tim_urban_inside_the_mind_of_a_master_procrastinator?language=ja
Japanese translation by Yasushi Aoki, reviewed by Ai Tokimatsu
(日本語字幕あり)
大学の論文をいつまでも先延ばしにするという、あるあるネタから始まるスピーチ。
人は誰もが何かを先延ばしにしている・・・という前提で、自分の心理状況を面白可笑しく解説する動画。
心理状況を楽しいイラストで見て、ああそうだな、その通りだなと思うのだけれども、解決策が具体的に出されなかったのは残念。
締め切りがないと、永遠に先延ばしされるから、締め切りをきっちり作ろうというのが理想なんだけど、
その締め切り寸前まで先延ばしするのが僕みたいな人間なわけで・・・
翻訳を楽しみにしていたけれど、何か身に着くという動画ではなかった。
笑いを多くとっていたからか、スタンディングオベーション多め。
この人、笑いの質が日本人と似ている気がする。

2016年5月27日金曜日

【jquery】【javascript】slider同士の値を比較すると挙動がおかしかった

sliderの値を比較しようとしたとき。
<input id="slider1" type="range" min="0" max="100" step="1" value=100 />
<input id="slider2" type="range" min="0" max="100" step="1" value=20 />

slider1value = $("#slider1").val();
slider2value = $("#slider2").val();

if(slider1value >= slider2value)
{
 alert("slider1はslider2以上である");//こちらを期待
}else
{
 alert("slider1はslider2未満である");//こちらが出てくる
}

理由は、val()は文字列で返されるのを忘れていたから。
alert(typeof slider1value);//string

つまり、
alert("20">"100");//true
これと同じことをしてた。

rangeスライダーだからってわけじゃないけど、頭から消えていました。

こうすると、うまくいく
slider1value = $("#slider1").val()-0;
slider2value = $("#slider2").val()-0;

2016年5月25日水曜日

水素水ブームと半導体産業

水素水(水素の気泡が入った水)はシリコンウエハー(基盤)やガラスパネル表面の洗浄に使われる工業用洗浄水である。
参考:http://www.kurita.co.jp/our_business/technology/core_technology/surface_treatment.html

したがって、半導体産業が不況になると、水素水(水素の気泡が入った水)の使い道がなくなる。
これの行き先として、怪しげな効能をうたった健康食品に使用されることになる。
なぜこんな流れになったかというと、昔は半導体には主にゲルマニウムを使っていたのが、
加工が容易なシリコンにシェアを奪われたとき、ゲルマニウムネックレスという、これまた怪しげな効能をうたった商品になって再利用されたから(現在はゲルマニウムとシリコンを組み合わせたものがある)。

この時無理やりブームを作り、そこそこヒットしたフローを、そのまま水素水がたどっている。
そして、ゲルマニウムネックレスを買うような人たちが再びだまされている

ちなみに、水素水と同様に工業用洗浄水として使われるのがオゾンを気泡として含む水だが、
参考(上のリンクと同じ):http://www.kurita.co.jp/our_business/technology/core_technology/surface_treatment.html

オゾンは濃度によっては健康に悪く匂いもあるので、
参考:http://o3.kalmor.jp/technology/page7.html
飲料水としては売り出せなかったのだろう。

以上を踏まえると、工業の隆盛を注目すれば、次に流行りだす(無理やり流行らせられる?)商品の予測がつくかもしれない。