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2016年11月1日火曜日

アダム・サヴェッジ: コスプレへの愛・・・の感想

Japanese translation by Yasushi Aoki, reviewed by Claire Ghyselen.

怪しい伝説のアダム・サヴェッジのトーク。彼の情熱は子供の頃に作ったダンボールの宇宙服から、プロディーサーとしての仕事に生かされ、
コミコンでの活動につながっている。
愛と銘打つからにはその情熱は半端ではなく、コスプレへの話題になると一層大きな声になるのが嬉しくなるところ。
全体的にジョークが散りばめられたトークはテンポよく進み、何も考えずに最後の『千と千尋の神隠し』の話まで流れていく。
コミコンというものをよく知らなかったのだけれど、アダムの話では参加者の多くがコスプレをロールプレイングのツールとして使っているのが察せられる。
集まったオタクの方々が世界観を共有するイベントであり、その門扉としてコスチュームがあるのだと、アダムは語る。
遠巻きに見る・ネットで写真を目にすることしかなかった僕は、残念ながらまだ味わったことのない経験だ。

演じる人・見る人・撮る人の割合が、日本と違うのだろう。
例えば僕がコスプレをやる・見に行く・撮る・・・と考えても
「ちょっと引かれないかな」「写真撮られて同僚に見られたらどうしよう」「声をかけるのが恥ずかしい」
といった発想が自分に染み込んでいるのがわかる。
楽しんだもの勝ち、凄いと思ったらすぐに受け入れたたえる。イベント上手な彼らが、素直にうらやましい。
スタンディングオベーションはなし・少なめ



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